防水工事とメンブレン防水について

前回に引き続きメンブレン防水の紹介になります。今回はアクリルゴム系防水とセメント
系防水の紹介です。

アクリルゴム系防水は主な成分としては高級アクリル酸エステルになります。防水自
体の伸びについての性能は良好で、尚且つ下地の動きに付いていけるので良い点と言え
ます。施工のやり方としては、塗布工法と吹き付け工法との2種類で、防水の補強の為
の布は使用しません。一般的に使用される物として、外壁の防水に使われます。
セメント系防水は水槽や地下での防水に用いられることが殆どです。下地は原則とし
て現場で打たれているコンクリートに限定されます。ポリマーエマルションをセメント
の水和反応で凝固させる工法と防水材を混ぜてあるモルタルを使用する方法と、ケイ酸
質系の防水材を使用してコンクリートの隙間を埋めるという方法があります。名称の頭
に何を混ぜているかが書かれている事が多いので何を混ぜているかは名前で判断できる
物が多いでしょう。
 

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